マークシート試験は、あなたの知識を正確に示す

勉強方法関連

 マークシート試験は消去法で解く。

ひとつBLOGをご覧いただきありがとうございます。マークシート方式の試験は極端な話、答えがわからずに白紙にしておくよりも、鉛筆転がして出た番号をマークするのも有りです。今回はなぜ「消去法」が大事なのか伝えさせてください。

うちな~さん
うちな~さん

マークシート方式の試験って、「やり方・攻め方」があります!

なぜ選択肢の消去法を採用するのか?

答えは簡単。正答率(当たる確率)を高めるためです。マークシート方式の試験は例えば

  • 大学入学共通テスト(旧センター試験)4択式
  • 公務員試験5択式
  • FP2級(学科) 4択式

などです。

 5択の時点で正解する確率は20%です。5つある選択肢のうち、「これは正解の選択肢ではない」という事で肢を1つを消去すると、4択。正解する確率は25%まで上昇します。問題分の選択肢を3つまで絞り込むことができたなら、正解する確率は33.3%です。さらに、問題の選択肢を2択まで絞り込むことができたら、正解する確率は50%です。よって、マークシート方式の試験において、消去法で攻めることは大事です。

どのようにして選択肢を消去していくか?

テクニック的な話をするならば、次のような言い回しは不正解の可能性が極めて高いです。

  • 「〇〇の余地はない」
  • 「一貫して〇〇である」
  • 「たとえ〇〇だとしても〇〇ではない」 「〇〇のみである」

上記のフレーズに共通しているのは、どのフレーズも「言い切っていて、それ以外の方法がない」からです。

 資格試験の問題文は、法令に関する事や制度の説明など原則と例外が表裏一体の内容が多いにも関わらず、狭い解釈で言い切っているような選択肢はほとんどが誤りとなります。しかし、問題の問われ方によっては、「妥当でないものはどれか?」という設問に対してはこの選択肢が正解となる場合が多いです。ただし、このテクニックは少々強引な技なので、問題の文章をよく読んで、文脈をしっかりと理解した上で問題を解いてください。

問題作成者は、受験者に満点を取らせないようにしている

 試験によっては1次試験にマークシートの筆記試験。二次試験に面接などの試験があります。問題作問者は受験生に対して、満点を取らせるつもりはありません。ただし、不思議な事に、しっかり学習すれば合格基準点やボーダーをとれるように問題は作成されています。最近では、各種資格試験終了後にSNS上では試験の感想に関するやりとりが多く見受けられます。

  • 簡単だった
  • 前回より難しくなっていた
うちな~さん
うちな~さん

試験直後に投稿した場合、少々感情的な内容もあったりしますよね。でも、意見が両極端ですよね!

 たしかに資格試験の種類によっては、少しずつ難化しているものもあるかもしれません。しかし、基礎・基本をしっかりと抑えていれば合格点数はGETできると思います。

試験問題作問者は、受験生に対して「ひっかけ問題」を作成する。初めて見るような選択肢が出てきても焦らずに!

試験問題には、受験者を惑わすために様々な罠が仕掛けられています。問題文も

  • 妥当なのはどれか?
  • 妥当でないものはどれか?
  • 空欄に入る語句の組合せとして正しいものはどれか?
  • 文中の記述に正しいものはいくつあるか?

 問題文の問い方もいろいろあり、答えの選択肢の中には「え?こんな内容聞いたことない」という文言がでてきます。そこでパニくってしまうと、なぜかその選択肢が答えに見えてしまいます。試験中は緊張していると思いますが、しっかりと文章を読んでアプローチしてください。

試合で勝つための練習を心掛ける。

 普段の勉強の時から、時間を意識して問題を解くようにしましょう。学習を始めた最初の時期はゆっくりテキストを確認しながら問題を解いても構いませんが、ある程度問題を解く数(アウトプット)をこなしていったら、解く時間を意識してアプローチしましょう。分からない問題と睨めっこしても答えが浮かび出てこないので、そんなときはすぐに解説を読んで確認して再度、問題を解いてください。

最後に

 練習の段階から素早く問題を解くことを意識し、誤っている選択肢を素早く消去し、正答率を高めていきましょう!。試験の制限時間を有効活用することで、マークシートの塗り間違いも防ぐ事が出来ます。頑張っていきましょう!

うちな~さん
うちな~さん

 普段はシャーペン派ですが、マークシート試験では鉛筆を使用します。制限時間のある試験で、シャーペンだと芯をカチャカチャする時間がもったいないし、鉛筆はメークシートにマークしやすいです。しかも鉛筆って軽いんですよ~

コメント